アイカツスターズ!第5話「マイ ドレスメイク!」感想
こんにちは、絹保です。
今日はアイカツスターズ第5話を観た感想を書きます。
ざっくりとあらすじ
1,入学から1ヶ月が経過した1年生は、一週間後にダンスの試験を控えていた。衣装は自分でドレスメイクをしたものであることが条件。初めてのドレスメイクに対して、ゆめはやる気に燃えていた。
2,納得の出来るドレスが出来たと思っていたゆめだったが、夜空の番組での発言に悩まされることになる。ヒントも無い状態で考え続け、練習にも身が入らなかったが、ローラに励まされて、自分なりに勉強してみることにする。しかしそれでも、現状は思うように変化しなかった。
3,悩んでいたゆめの前に、S4の一人である二階堂ゆずが現れる。ダンスの練習を見学したゆめは、ゆずの言葉にヒントを見つける。ドレスメイクをやり直し、「ドレスの持つ使命」を考えたドレスが完成する。その衣装でステージに立つゆめは、見事テストに合格した。
アイカツスターズ第5話「ミラクルダンシング♪」(嘘)
ドレスメイクの販促と、ゆず先輩にスポットが当てられた第5話。いつものように、印象に残ったシーンを挙げていきます。
・ドレスメイクに関して
アイカツスターズにおける重要な売りでもあるドレスメイク。DCDに限らず、本編でも第1話から登場していましたが、今回は実際のDCDと同じように、ノーマルドレスを取り扱っていました。
1話にも登場した先輩にドレスメイクを教えてもらうゆめちゃんとローラ。ドレスメイク講座のシーン、とてもかわいかったですね。
↑有莉ちゃんのドレスメイク講座
アイカツモバイルと連動出来るとこもきちんと描かれており、そこからは「良いか。判っているな?」というメッセージが汲み取れた……。
先輩の名前は芦田有莉ちゃん。いつもあの部屋に居るようだけれど、係か何かなのかな。図書委員みたいな感覚で。
ドレスメイクは既に体験した人も多いことでしょう。リズムゲーム内のルーレットで手に入るグリッターを使用し、ドレスの形、色や模様、装飾を作り変えることが出来る新システム。「アイカツ!」時代にも色違いのコーデは多く存在しましたが、今作ではそれを自作出来るというわけです。
劇中でも当然取り上げられており、重要な販促要素の一つとなっています。おそらく序盤では、メイクの幅があるノーマルドレスが多く登場すると思いますが、いずれはレアドレスなんかも登場して欲しいですね。
また、ゆめちゃんが読み込ませていたアイカツモバイルは、実際の商品発売も控えており、劇中同様に筐体との連動が可能。アイカツモバイルでしか入手出来ないドレスも存在するという仕様になっています。「アイカツ!」に登場したアイカツフォンも筐体との連動機能はありましたが、アイカツモバイルは、どちらかと言えばプリパラのプリパス-アイドルリンク-に近いグッズかもしれませんね。SDカードのバグの話はしないで欲しい。
アニメに登場し、今後も何かと映るグッズであるため、視聴者のお父さんお母さん、大きいお友達各位は覚悟と準備が必要ですね。
・お茶会に関して
素敵なお庭で優雅なお茶会を楽しむS4の面々。ひめ先輩が淹れたお茶を飲みながら、新入生たちのことを話していました。
彼女たちはそれぞれの組のトップに立つ先輩であり、1年生たちに対しても大いに期待していることでしょう。そんな中、歌組に入った虹野ゆめちゃんに興味津々な二階堂ゆず先輩。夜空先輩の態度も含め、4人の中で唯一年下であることから、どこか妹のように扱われるところもあるのでしょう。
↑リスかな?
ひめ先輩の発言が非常に謎めいていて、今後の展開が気になるところ。夜空先輩の言葉も間違いではないけれど、ひめ先輩の言いたかったこととは少しずれていた様子。ゆず先輩もよく判っていないような表情でした。ゆめちゃんとひめ先輩の関係が物語の主軸になるであろうことは想像出来るけれど、まだ1クールも過ぎていないこともあって、核心に触れるような展開は未だありません。既にいくつか散りばめられた伏線をどのように回収していくのか、とても楽しみです。
S4の決め台詞もかなり印象的なシーンでした。セリフは以下のとおり。
ひめ「私たちは星」
ツバサ「アイカツ界を照らす4つの星」
ゆず「絶えず、空に煌めく道標」
夜空「S4の輝きは」
全員「永久に」
ちなみに手を伸ばす順番はひめ、夜空、ゆず、ツバサです。
おそらく伝統であろう口上。道標、などアイカツファンとしてはグッと来るキーワードもありましたが、それよりも良かったのがここ。
ゆめちゃんの胸には星が輝いている……、そんなメッセージを感じました。深読みのし過ぎかもしれませんけど。
・ローラに関して
いつの間にか教室ではとなりの席、レッスンもいつも一緒になっているゆめちゃんとローラ。今回の話では「一緒に合格しようね!」と発言するようになり、「あなたにS4は無理よ」と言っていた姿はどこへやら。なんだか某ナントカの刃さんを思い出すなぁ……。
悩んでいるゆめちゃんにアドバイスしたり、頑張っている姿にエールを送ったり、あぁこれがアイカツの描く友情だよなぁ……、なんてことをずっと感じていました。加えて言うと、ドレスメイクしていたときの表情とか、試験後の発言とか、ツンデレな面が多かったのも印象的でした。うーん、良い。桜庭良い……。
↑べ、別に励ましてなんて……///
・ゆず先輩に関して
ツバサ先輩に続き、単独でスポットを当てられたゆず先輩。自由過ぎるアイドルと言われるだけあり、木登りをしていたり、予定を抜けだして怒られていたりと、お茶目な姿が多く登場しました。
↑連れ戻されるゆず先輩
ドレスのフィッティングでは、一度試すも何かが違うと言い、その場でドレスメイク(アナログ)をしてしまったゆず先輩。自分により合うドレスになったことで、さっきよりも迫力のあるダンスを披露。ゆめちゃんを感動させました。
ステージに合うドレスを選択すること、それに気付いたゆめちゃんは、夜空先輩の言っていた「ドレスの持つ使命」が何であるのかを理解します。
↑最高にキマっている
自分で気になっていると言っていたこともありますが、あの態度は周りから見れば「二階堂ゆずにしては面倒見が良いもの」になるらしいです。2年生ということもあり、舞組の中には自分よりも先輩である生徒も多いでしょう。あのお付きの2人も、もしかしたら先輩だったのかもしれませんね。ゆず先輩が唯一の2年生であることは、いろんなところで大きな特徴と言わんばかりに書かれているので、いずれはS4になるまでの一般生徒だった頃の話など、過去のエピソードを掘り下げて欲しいですね。
↑判んないゾ☆
お付きだった先輩のうち、ずっと喋っていた方の先輩の名前は桂ミキさんで合ってるのかな。一般生徒は「生徒」でキャスティングされるのに、先輩にはちゃんと名前が付いているということは、今後も登場するのでしょう。楽しみです。
・全体に関して
話が進むにつれて、様々なキャラクターにスポットが当てられるアイカツスターズ。「アイカツ!」と違い、最初から先輩が多く登場しているため、ゆめちゃんが先輩一人一人とドラマを生み出していくという展開が面白いしボリュームもあって良いです。ひめ先輩、ツバサ先輩、ゆず先輩とはサシでのやり取りがあったので、次は夜空先輩と一緒に何かストーリーがあると良いですね。
美組での小春ちゃんの様子や、ゆめちゃんに限らずローラが先輩と接する展開もあって欲しいところ。特にローラに関しては、S4になるという発言、歌組に対するこだわり、ひめ先輩と夜空先輩のステージに見蕩れていたところなど、S4に対する憧れは伺えるものの、本人の口から直接「ひめ先輩に憧れている」といった発言がありません。メイン回もまだなので、今後、そういうドラマ、ストーリーがあることに期待したいところです。
おまけ
ゆめちゃんはコアラが好きらしい
↑コアラのペンケースと、スマホスタンド。特徴の「徴」を一度間違え、起源を逆に書いちゃうゆめちゃん
↑3話で着ていた寝間着にもコアラ/第3話より
ではでは、今日はここらで一区切り。
絹保
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